ノジマ創業者の息子が創業!高額解約問題に揺れた「PCデポ」優良サポートサービス企業に変革できるか

今回扱うのは、デジタル機器の専門店「PC DEPOT」でおなじみの「ピーシーデポコーポレーション」です。


創業者の野島隆久氏は、家電量販店「ノジマ」創業者の息子。

大学卒業後に「ノジマ」に就職したのち10年ほどで独立し、創業したパソコン販売の専門店が始まりです。

ちなみに、野島隆久氏の兄である野島廣司氏は、ノジマの現社長を務めています。


2000年以降の業績推移を見てみます。

2000年以降も徐々に売上高を伸ばしていき、2014/3期には売上537億円に達しています。

2016/3期までに利益率を大きく改善させていますが、2017/3期には少し落ち込んでいます。


PCデポについては2016年、高額な契約解除料などの問題が話題になったことで記憶に新しいですが、具体的な沿革や事業内容についてご存知の方は少ないのではないでしょうか。

今回の記事では、それらの内容について整理してみたいと思います。


PCデポの沿革と、月額会員制サービスの開始

PCデポ創業者の野島隆久氏は、1959年生まれ。

桜美林大学の経済学部を卒業し、1982年に野島電気商会(現・ノジマ)に就職。

1994年より独立し、(株)ピーシーマーチャンダイズを設立。同年12月には『PC DEPOT』新横浜店を開店しています。

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