株価は2年前に逆戻り「Zoom」三つの戦略をもとにエンタープライズ開拓を進める
Zoom Video Communications

動画会議ソリューション「Zoom」の株価下落が止まらない。

2020年には年初から8倍以上の高騰となり一躍スター企業となったが、振り返ればピークは同年10月。その後はほとんど右肩下がりが続き、今では2020年3月と同水準まで逆戻りしてしまった。

先日発表された決算でも売上増は続いたが、嫌気されたのが今後の見通しだ。次四半期の売上予想は「10.7〜10.75億ドル」。今回(10.71億ドル)から横ばいということになる。

そんな中でも創業者CEOのエリック・ヤンは、決算プレゼンテーションの冒頭で「三つの柱」からなる成長戦略について強調。長期的な伸びしろが大きいことをアピールした。

今回の記事では、ヤンCEOが語った「三つの柱」について確認した上で、具体的な打ち手として何を進めているかについて紐解く。

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