コインチェックがNASDAQ上場企業へ そのスキームと上場後の方策をひもとく
マネックスグループ

マネックスグループは3月22日、子会社である「コインチェック」がDe-SPACによりナスダックに上場することを発表した。

周知の通り、コインチェックは日本を代表する暗号通貨取引所。2018年にはハッキングによる巨額流出事件もあったが、昨年にかけて再び業績が急拡大。直近年度のEBITDAマージンは68%にのぼった。

2021年3月期の売上高は208億円、営業利益は138億円だった。

マネックスグループは以前、決算資料で「コインチェックのフェアバリューは約3,400億円」と記載したことがある。ナスダックへのSPAC上場を果たせば、その価値が改めて市場から評価される。

今回の記事では、コインチェック上場計画の要点を確認した上で、同社の今後の成長方針について、米コインベースの状況と比べながらご紹介する。

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