セブン&アイHD 3Q決算:原油安で米事業がV字回復、デジタル施策も進める

セブン&アイ・ホールディングスが12日、2020年3〜11月期決算を発表した。

9か月間での営業収益は4兆2,768億円(前年比14%減)、営業利益は2,856億円(同10.5%減)。減収減益が続いている。

3か月ごとの数値を見ると、1Q(2020年3〜5月)から収入がガクンと減ったことが分かる。一方、営業利益はV字回復。前年同期と大きく変わらない水準を保っている。

新型コロナ拡大は、繁栄を謳歌してきたコンビニ産業にも大きな影響を与えた。日本で創業した1970年代以来、流通業における代表的な革新者だったセブン&アイHDがどんな取り組みを進めているか整理しよう。

海外コンビニ事業の「V字回復」が目立つ

まず確認したいのは、セブン&アイグループ全体のトレンドだ。

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