SHIFT決算:三社買収で売上加速、株価は前日比15%超の急落
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第三者ソフトウェアサービスを軸に展開するSHIFTが9〜11月期決算を発表した。

売上高は前年比54%増の94.2億円、営業利益は同じく8%減の5.5億円。増収減益という結果だった。

SHIFTは2014年の上場以来、積極的な成長戦略を進めてきた。2020年の3月から10月までに株価は3倍近くに拡大したが、このところはやや落ち着いている。決算発表翌日の今日は(11時半現在)15%超の下落だ。

それでも、予想PERは100倍超。投資家の期待に応え続けるには、なお一層の成長が必要だ。SHIFTの経営が今どんな状況にあるのか、今後の成長戦略とともに紐解いていこう。

ホープスの売上は年間50億円規模

SHIFTの事業は「エンタープライズ市場」「エンターテインメント市場」向けの二つに分かれるが、大きいのはエンタープライズ市場向けである。

エンタープライズ市場向けは87億円と、前四半期から14億円も売上がジャンプした。売上急増の直接的な要因となったのは、新たに買収したグループ企業三社の参画である。

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