大谷翔平と契約した「FTX」創業者のサム・バンクマン-フリードとは?

エンゼルスの大谷翔平選手は、今年のメジャーリーグで全米を驚かせるプレーを見せた。その彼が契約したとして先日ニュースになったのが、暗号資産取引所の「FTX」だ。報酬は全て暗号通貨とFTX株式によって支払われるという。

大谷選手のプレーもすごいが、契約先となった「FTX」も破天荒な会社だ。創業者のサム・バンクマン-フリードは29歳と若く、FTXを創業したのは2019年と極めて最近だ。

名もなき起業家がちょっと作ったサービスがヒットして一夜にして成功者になったという単純な話ではない。バンクマン-フリードは、その経歴からも分かる恐るべき明晰な頭脳の持ち主だ。

今回の前編では、Facebook(現Meta)のマーク・ザッカーバーグをはるかに上回る速さでビリオネアになったとされるサム・バンクマン-フリードの来歴について紐解く。次回の後編では、FTXの創業からこれまでについてご紹介したい。

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