意外と知らないブランド戦略   「はなまる」「京樽」「VOLKS」も吉野家グループ!今後の成長戦略は?
吉野家ホールディングス

今日は吉野家ホールディングスグループ(9861)についてご紹介します。

今回の記事では、吉野家ホールディングスが抱える事業と、各ブランドの展開状況、収益や店舗数の内訳、そして今後の展望についてまとめています。

吉野家ホールディングスの概要

吉野家ホールディングスグループは、吉野家、はなまる、アークミール、京樽のほかに、海外に事業会社を展開しています。


今は吉野家ホールディングスの孫会社が運営する形となっていますが、「吉野家」そのものは1899年(明治23年)に東京日本橋で創業されました。

創業者の松田栄吉氏が大阪府西成郡野田村字吉野の出身だったことから、屋号を「吉野家」として創業しました。

当時、魚河岸に集まる忙しい人向けに「早い」「うまい」を特徴に好評を博しました。まさに日本食のファストフードの誕生です。

2003年までは皆様ご存知の「牛丼」だけの単品販売を特徴として、リーマンショック後のデフレ経済を代表する外食チェーンでもあります。

2003年に発生したアメリカ・ワシントン州でのBSE(牛海綿状脳症)の影響で牛肉の調達をアメリカに依存していた吉野家は豚丼などの代替製品を投入し牛丼単品販売から脱却します。

業界内での位置づけ(飲食業界売上高第6位)

吉野家ホールディングスの日経MJ「飲食業16年度ランキング(第43回)」(2017年5月24日付)における日本国内の飲食業総売上高ランキングでは第6位というポジションにあります。

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