DeNAではWelqを中心としたキュレーションメディアの運営方法に問題があるとして9サイトの閉鎖が発表された。
http://dena.com/jp/press/2016/12/01/1/
彼らはこれらの事業を「キュレーションプラットフォーム」と呼び注力していた。DeNAはECサービスから始まり、ソーシャルゲームによって大きくなった企業であるが、現在は事業領域が多様化し、すべてを追うのは難しくなった。
今回はDeNA公式サイトより、今どういうサービスを展開しているのかをリストアップし、分類してみる。
http://dena.com/jp/services/
事業という観点から見ると、インターネットサービス以外にベンチャー投資、横浜DeNAベイスターズの運営、DeNA Running Clubの運営も行っている。
http://dena.com/jp/services/service.html
このページには、DeNAが提供するサービスの一覧を見られる。数えてみると、全部で30のサービスがあるようだ。EC事業のうち、DeNAショッピングは年末にKDDIに事業譲渡することが決まっている。
30の事業をカテゴリごとに分類してみる。
・ゲーム
・Mobile
・Yahoo! Mobage(PC上のソーシャルゲーム場所)
・AndApp(スマホ向けゲームをPCで遊べるところ)
・iemo(暮らしの情報を提供)
・MERY (女性向けファッション)
・CAFY(毎日の食卓のためのアイデアを提供)
・JOOY(男性向けファッション)
・Find Travel(観光スポットなど)
・cuta(妊娠・出産・子育てに寄りそう)
・WELQ(ヘルスケア情報。渦中の中心)
・GOIN(カーライフスタイル全般)
・Upon(お金に関する情報を紹介)
・PUUL (漫画・映画・アニメ・本・音楽などエンタメ作品を紹介)
・DeNAショッピング(創業事業。KDDIに譲渡)
・DeNAトラベル(オンライン総合旅行サービス)
・モバオク(モバイル向けオークションサイト)
・ペイジェント(オンライン事業者向けの収納代行事業(決済))
・エブリスタ(小説投稿サイト)
・マンガボックス(週刊漫画雑誌アプリ)
・Showroom(アイドルやタレントなどをライブ配信する仮想ライブ空間)
・MyAnimeList(海外向けのアニメのファンサイト)
・ハッカドール(アニメ・マンガ・ゲームなどのジャンルに特化した情報を、利用者の好みを常に学習しながら最適なニュースとして届けるサービス)
・Mirrativ(スマートフォンの画面に表示されるゲームや各種アプリなど種類を問わず、あらゆるものを生配信しながらコミュニケーションができるアプリ)
・MYCODE(遺伝子検査サービス)
・KenCoM(住友商事との合弁会社を通じて運営する健康レコメーションメディア)
・Anyca(カーシェアリングサービス)
・ロボットタクシー(2020年の実用化を目指す新しい交通サービス)
・Robot Shuttle(無人運転バスによる交通システム)
・趣味人倶楽部(中高年向け趣味交流SNSサイト)