投資アプリ「Robinhood」上場へ:紹介プログラムが強力、獲得単価15ドルに
Robinhood

投資アプリ「Robinhood」がナスダックへの上場に向けて申請書類を開示した。ティッカーシンボルは「HOOD」。

2021年に入ってから、日本でもRobinhoodの名前を聞くことが増えた。GameStop株など「ミーム株」の騰落では、その背景に「ロビンフッダー」の存在があるとも言われる。

トップラインの拡大は、噂されていた通り壮烈だ。売上高は2019年1〜3月期の5,616万ドルから翌年には1.28億ドル、そして今年1〜3月には5.22億ドルと膨れ上がった。

2020年には売上高9.6億ドル、最終損益は745万ドルと黒字化も果たした。今年最注目のIPOとなるであろうRobinhoodの上場申請書には何が書かれているのか、重要なポイントをピックアップしてご紹介する。

紹介施策によるユーザー獲得が8割超

Robinhoodが使命として掲げるのは、「金融を全ての人たちのために民主化する」こと。良くも悪くも、金融商品全般へのハードルを引き下げてきた。

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