妊娠〜1歳の母親のアプリDL率が87%!「カラダノート」新規上場へ
9月23日、カラダノートの東証マザーズ上場が承認された。上場予定日は10月27日である。
カラダノートの足下の業績は、9ヶ月間で売上高5億6,135万円、営業利益9,564万円。上場する会社としては比較的小規模だが、2017年から成長が大きく加速している。
株主にはカカクコムやクックパッドの経営を歴任した穐田 誉輝氏も名を連ねる。ヘルスケア領域で数多くのアプリサービスを展開するカラダノートとはどんな会社なのか、上場申請書類の内容を中心にチェックしよう。
創業者の佐藤竜也氏は1984年生まれ。慶應大学経済学部の一年生のときからフラクタリスト社でのインターンとして参画し、若くして事業部長にまで就任した。
その後、2008年12月に設立したのがプラスアール、現カラダノート社である。
佐藤氏は2009年、茨城県関連のプロジェクトに1ヶ月間、ボランティアとして参加した。そのプロジェクトに、穐田氏が関わっていたのだ。その縁から佐藤氏と穐田氏は2回ほど朝食を共にして出資が決まった。ボランティアから2年が経過した2011年のことだ。
それから間もない2011年12月、プレママ向け情報アプリ『ママびより(旧妊娠なう)』の提供を開始。その後も服薬管理アプリ『お薬ノート』、血圧管理アプリ『血圧ノート』と幅を広げる。
2013年には、さらに『カラダノート』『陣痛きたかも』、翌年には『授乳ノート』などのサービスを開始する。2017年に社名を「カラダノート」に変更した。
カラダノートが展開するサービスは多岐にわたり、『カラダノート』は数多く展開しているサービスの一つに過ぎない。