パーク24決算:大幅赤字でレンタカー1万台を売却、高収益のカーシェアに希望
パーク24 関連資料

パーク24が9月15日に発表した2020年3Q累計決算は、最終損益が122億円の赤字だった。売上高は2,004億円、営業利益についても118億円の赤字である。

四半期での推移をみると、2020年5〜7月期の売上は547億5,700万円で前年比30%の減収、営業損益については105億9,600万円もの赤字だった。

減価償却費を除いたEBITDAベースでも赤字に転落し、コロナ拡大のインパクトは大きく膨らんだ。

つい一年ほど前まで、パーク24といえば安定収益の駐車場、レンタカー、カーシェア事業を全国に張り巡らせた代表的な優良企業の一つだった。足元の危機にどんな打開策を練っているのか、決算報告の内容を紐解いていこう。

国内外の駐車場に大打撃

2020年3月から本格化した新型コロナウイルスの拡大は、パーク24のコア事業の全てにマイナス影響を与えた。

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