最速でARR1億ドルを実現した米スタートアップ「Deel」のビジネスモデル
今回ご紹介するのは、史上最速でARR(年次リカーリングレベニュー)1億ドルに達したという米国のスタートアップ「Deel」(非上場)だ。
Y Combinatorの2019年冬バッチに参加し、文字通り爆発的に成長した。2020年には売上が20倍に膨らみ、今では6,000社超が利用している。
展開するのは、グローバルで人材を採用するためのソリューション。給与支払いから雇用契約など法制面も担保する。それを実現するのがEOR(Employer of Record)と呼ばれるモデルだ。
今回の記事では、主にDeelがどのようなビジネスモデルを展開しているかについてご紹介する。加えて、同社がどのように生まれ、どんなペースで成長してきたかについてもまとめる。