顧客エンゲージメントPFで急成長「Braze」その4つの差別化要因を解説
今回の記事では、急成長を続ける米国企業「Braze」の戦略について紹介する。「顧客エンゲージメントプラットフォーム」を手掛けるSaaS企業だ。
顧客エンゲージメントプラットフォームとは、企業が顧客とつながる「接点」を改善するためのソリューションを表す。例えば成約率、リピート率や継続率といった指標を向上させるためのものだ。
この領域では巨人アドビが「Adobe Marketo Engage」を手がけるほか、SAPは2020年に「Emarsys」を買収。日本でもCX(顧客体験)プラットフォームを標榜するプレイド社の「KARTE」が代表製品として知られる。
パワフルな競合がひしめく中で急成長するBraze。そのCEOがアピールするのは「4つの差別化要因」だ。本記事では、同社が手掛けるサービスを改めて紹介した上で、同社の戦略について紐解く。