評価額380億ドルのビッグデータ企業「Databricks」創業ストーリー
今回ご紹介するのは、評価額380億ドルにのぼる"デカコーン企業"のDatabricks(データブリックス、米国)だ。
Databricksは、データレイクとデータウェアハウスを兼ね備えた「データレイクハウス」を展開する。簡単にいうと、集めたデータをただ溜めておくのが「データレイク」、分析用に加工した場所を「データウェアハウス」とよぶ。
その二つが一緒になったら便利というのは、常識的に直感できるところだろう。しかしその実現には、先鋭の研究者たちの力が必要だった。Databricksの創業メンバーは、UCバークレーにいた7人の研究者である。
Databricksの製品は、控え目に言って世界を変えている。創薬の世界でもビッグデータ活用は今や不可欠なもので、同社製品はその土台となるソリューションの一つだ。