【週刊】スタートアップニュース6選:パランティアが9.6億ドル調達中など

今週は6つのスタートアップ関連ニュースを取り上げます。

まず一つ目は、ビッグデータ分析企業「パランティア(Palantir)」による巨額の資金調達です。

今や有名になってきましたが、パランティアはあのピーター・ティールも関わっている巨大ベンチャー企業。今や膨大に存在するデータ群を統合し、企業や公的機関が意思決定する手助けをするソフトウェアを開発しています。

もっとも、極めて秘密主義的な企業文化を有し、外部からはなかなかその全貌が見えてこない会社でもあります。

今回、パランティアは資金調達に関する資料「Form D」をSEC(米国証券取引委員会)に提出。その中で、9.61億ドルにものぼる資金調達を行っていることが明らかになりました。

そのうち5.5億ドルはすでに調達済で、58の投資家が参加しているとも記載されています。今年6月には日本のSOMPOホールディングスが5億ドルを出資したことも報じられました。富士通も5,000万ドルを出資。

SOMPO HDは2019年にパランティアと共同での日本法人を設立、日本での共同事業展開に合意しています。国家機関との関わりも強いベンチャーであるだけに、IPOを含めた今後の動向に注目が集まりそう。

参考:SEC filing indicates big data provider Palantir is raising $961M, $550M of it already secured

SBビジョンファンドも出資「Zuoyebang」

続いては、ソフトバンク・ビジョンファンドも出資した中国のオンライン教育サービス「Zuoyebang」です。

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