美団点評 1Q決算:デリバリー・旅行逆風も、高級飲食店のデジタル対応が進む
美団点評

中国でフードデリバリーなどを手掛ける「美団点評」が1Q決算を発表しました。

売上高は167.5億元(≒2,529億円、前年比△12.6%)、営業損失は△17.2億元(≒260億円)。これまでの急成長から一転、減収となりました。

売上構成をみると、とくにマイナスが大きいのは「店舗・ホテル・旅行系(In-store, hotel & travel)」。COVID-19感染拡大による影響をモロに食らったカテゴリーです。

フードデリバリーについても△11.4%の減収。

2019年には通期での黒字化を果たし、前途洋々と思われた美団点評。足元ではどのような対応を進めているのか、決算報告の内容を確認します。

向かい風でホテル宿泊数は半減

まず確認したいのは、美団点評のユーザー数などの動向です。

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