Pandora 2Q決算発表・売上10%増・赤字幅は拡大
昨今は、SpotifyやApple Music、Android Music Player、Prime Musicなどサブスクリプションの音楽サービスが増えてきています。
そんな中で、音楽ラジオという切り口のPandoraの2Q決算が発表されました。
まず、売上と税引前利益を見てみます。
売上は3億7683万ドル(前年同期比10%増)、税引前損失2億7486万ドル(前年同期比3.7倍)となっています。
コンテンツの原価率が56%[(Advertising + Subscription and other)/ (Cost of revenue - Content acquisition costs)]と元々が高い上に、今期はのれん償却(Goodwill Impairment)が1億3200万ドルも発生していることが原因となって、赤字幅が拡大してしまっています。(のれんが発生したのは、チケット事業のTicketflyを売却したためです)
次にKPIをみてみます。
アクティブユーザ数は7600万人(前年同期比3%減)、課金者数486万人、視聴時間は5220億人(前年同期比8%減)
最後にNon-GAAPについて
調節後EBITDAは、5429万ドルの赤字です。