サム・ウォルトンの生涯④朝2時からデータ確認!ユニークな経営スタイル
(前回の続き)
若い頃、規模の小さなバラエティストアで成功を収めたサム・ウォルトン。
1960年ごろ、より大型で格安の「ディスカウントストア」の波が押し寄せようとしており、才覚鋭いウォルトンはそれに気が付いていました。
自らディスカウントストアを創業しようと1962年、借金だらけで立ち上げたのが「ウォルマート」。
始めの3店舗は見事に軌道に乗り、1960年代後半には12店舗まで発展。そこで立ちはだかったのが、「多店舗運営」というスケール問題です。
当時のウォルマートは大組織の運営について知識のない人ばかりだったため、マネジメントの経営者を雇うことを決意。