「Pinterest」4Q決算:海外ARPUが倍増、化粧を試せるAR機能も
「興味(Interest)」をベースに使われる画像共有サービス「Pinterest」が4Q決算を発表しました。
2019年4Qの売上は4億ドル(前年比+46%)。営業損失はマイナス0.4億ドルとなりました。
通期売上は11億ドルを超え、前年比+89%もの高成長。一方で、営業損失は△13.9億ドルと、売上金額を超えています。
新規上場時を含めて、2019年のPinterestの株式報酬(SBC)は13.7億ドルに到達。これが巨額赤字の直接的な要因となっています。
Pinterestは正確には「SNS」ではないものの、アメリカではSnapやTwitterなど、かつて注目されたSNSが着実に事業を進捗させています。彼らと同じくらいのユーザー規模をもつPinterestはどう事業を推進しているのか、整理してみましょう。
Pinterestの収益化手段も基本的には「広告」なので、売上の動向を図るための指標は「ユーザー数」と「ユーザーあたりの売上(ARPU)」です。