ミールキット牽引!追い風の「オイラ大地」キャパ超えで新規獲得を一時停止
オイシックス・ラ・大地

食品の宅配事業を手掛ける「オイシックス・ラ・大地(オイラ大地)」が通期決算を発表しました。

売上高は710億4,000万円(前年比+11%)、営業利益は24億6,700万円(同+6.7%)。

セグメント構成を見ると「オイシックス」が358億円を売り上げ、前年比+21%の拡大。「大地を守る会」「らでぃっしゅぼーや」はどちらも減収となっています。

新型コロナウイルスの流行拡大により、日本でも食品宅配の需要は高まっています。Amazonフレッシュでも宅配できる時間帯がかなり制限されるなど、高まる需要に対して供給が追いついていないのが現状。

こうした中、長年にわたりサプライチェーンを磨き上げてきたオイラ大地は優位なポジションにいるといえそう。

足元でどういう状況にあるのか、決算報告の内容を整理してみます。

コロナ影響で約9億円の売上増影響

まずは早速、新型コロナウイルスの流行拡大による影響について見ていきましょう。

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