コロナ禍なのになぜ?「KFC」だけがやたら好調な理由
COVID-19の流行は、飲食業界にとってあまりに大きな向かい風です。
鳥貴族が先日発表した4月の既存店売上は「3%」。前年比で△97%減という衝撃的な結果となりました。鳥貴族は4月、臨時休業していますから仕方がありません。
他の飲食チェーン(特に居酒屋系)には、「同条件で比較できない」として月次情報の開示を中止した企業も少なくありません。
そんな、好調なのが「日本KFC」。ケンタッキー・フライドチキンを日本で運営している会社です。
足元でもファーストフードチェーンは堅調。しかし、それにしても日本KFCは好調すぎます。4月の実績で既存店売上が133.1%。
もともと2019年から、日本KFCは極めて良好な業績を叩き出していました。その勢いが途絶えてないように見えるのは何故なのか?
今回は、多くのチェーンが苦しむ最中、なぜ日本KFCだけが好調を続けられているのか、これまでの経緯をまとめます。
この疑問を考える上で、まず押さえておきたいのが「ケンタッキーフライドチキンとはどんなチェーン店なのか?」という点です。