テンセント1Q決算:巣篭もりでスマホゲーム売上+64%、PCゲームは減少
中国のテクノロジー企業テンセントHDが1Q決算を発表しました。
売上高は1,081億元(≒1.63兆円)、営業利益は373億元(≒5,620億円)。増収増益となりました。売上成長は加速しています。
売上構成をみると、ゲーム売上が373億元(≒5,620億円)に増加。SNS課金も251億元(≒3,782億円)と拡大しています。
広告やフィンテック・ビジネスサービス部門など、メインの4部門が軒並み拡大となりました。
テンセントが展開する「WeChat」は中国社会のもはやインフラですし、COVID-19流行による巣篭もり需要はゲーム事業において追い風となったはず。
足元がどんな状況にあるのか、決算報告の内容を整理してみましょう。
まず確認したいのは、テンセントが有する各サービス群のトラクションです。