【週刊】スタートアップニュース5選:RobinhoodやN26の大型調達など
今週はスタートアップ調達ニュースを5つピックアップしてお知らせします。
米国の株式投資アプリ「Robinhood」は新たに2.8億ドルを調達、評価額を83億ドルまで高めました。シリーズFのラウンドです。
ラウンドを率いたのは、既存投資家であるSequoia Capital。
2019年の前回調達時の評価額は76億ドルと報道され、それまでの拡大ペースと比べると幾分かスローダウンしている様子も指摘されています。
マーケットのボラティリティが高まる中、Robinhoodは2020年のこれまでに300万人を超える入金済みアカウントを新たに獲得したと言います。そして、そのうち半分は投資未経験者。
ブルームバーグによると、2020年3月のRobinhoodの売上は6,000万ドルに登ったと言われています。前年比で3倍。月次の入金額は2019年4Qの10倍以上の水準になったという話も。
一方で、株価暴落時にはシステムが何度もダウンするなど、ネガティブな側面も報道されています。ユーザーにとっては「緊急時に取引できない」ことに直結しますから、今後の成長に影響を与えるかもしれない要素。
株式アプリは市場の急変時に取引が急増するのはどこも同じ。つい先日には競合の投資アプリ「Stash」がLendingTreeから1.12億ドルを調達。週次の入金額は倍増したと言われています。
参考:Robinhood Raises $280 Million in Series F Funding Led by Sequoia
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