収益性うなぎ上りのマイクロソフト3Q決算『Teams』DAUは7,500万人
Microsoft Corporation

世界最大のIT企業「マイクロソフト」が3Q決算を発表しました。

売上高は350億2,100万ドル(前年比+14.6%)、営業利益は129億7,500万ドル(同+25.5%)。増収増益が続いています。

続いて、売上構成を見てみましょう。

売上として最大になったのは、クラウド部門(Intelligent Cloud)。前年比+27%と、グループ全体を牽引しています。

ビジネスツール(Productivity and Business Processes)は117億ドルで+15%と堅調。より個人向けの製品群(More Personal Computing)は110億ドルで、+3%にとどまりました。

CEOのサティア・ナデラは「2年分のデジタル変革がたった2ヶ月で起こった」とコメント。リモートワークから学習、セールスやカスタマーサービス、クラウドインフラやセキュリティに至るまで広い領域で変化が起こっています。

サウジアラムコを除いて世界最大の時価総額となったマイクロソフト。足元でどんな取り組みを進めているのか、決算報告の内容を整理します。

引き続き「Azure」がクラウド部門を牽引

まずは、マイクロソフトにとってグループ最大の部門となったクラウド事業です。

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