Peloton 3Q決算:CEOも認める追い風、有料会員は今期104万人へ
ホームフィットネス製品・コンテンツを提供する「Peloton Interactive」が3Q決算を発表しました。
四半期売上は5億2,460万ドル(前年比+65.6%)、営業損失は△5,840万ドル。赤字ではありますが、急成長を続けています。
売上構成をみると、フィットネスバイクなどの機器販売が4億2,020万ドル(前年比+61%)と大きい。一方、利用継続にともなって発生する定期課金も9,820万ドル(同+92%)と、成長率では上回っています。
COVID-19の感染拡大は、ホームフィットネスを事業領域とするPelotonにとっては追い風になりました。世界中でフィットネスジムが閉まってしまった今、自宅や近隣で運動することになりますが、習慣化するのは一般に容易ではありません。
果たして足元はどんな状況にあるのか、決算報告の内容を整理してみましょう。
Pelotonの事業は、巷で「SaaS Plus a Box」と言われるモデル。端末販売とサブスクリプションのハイブリッド型ビジネスです。