【週刊】スタートアップニュース5選:IT企業のレイオフが3.5万人規模に
今週も調達ニュースを中心に、海外のスタートアップニュースを5つ厳選してご紹介します。
インドの学習系スタートアップ「Byju's」は、評価額100億ドルで4億ドルを調達しようとしていると、米TechCrunchが報じました。
COVID-19の流行により、Byju’sのユーザー数は無料・有料ともに大きな追い風を受けています。TechCrunchによると、アプリやWebサイトへのアクセス数は3月に150%もの拡大。1ヶ月で600万人を獲得したといいます。
2019年末時点での登録ユーザーは3,500万人にものぼり、そのうち240万人が有料アカウント。公式サイトをみると登録ユーザー4,200万人に増えています。
Byju’sのメインターゲットは「K12(幼稚園から高等学校まで)」の生徒で、3Dコンテンツやデジタルアニメーションを使った質の高いコンテンツが特徴です。
サービスの元になったのは、創業者Byju氏の原体験。彼は小さいころから独学が好きで、大人になって知人のSAT(大学進学適性試験)の勉強に協力、自分も受けてみると100%の高得点を取ってしまいます。
自ら進学することではなく、「勉強法」を人に教えることに喜びを感じた彼は、予備校を立ち上げて大人気に。スポーツ会場を使うほどの人気を博したという伝説的なエピソードも。
Byju氏は、「インドの教育を"ディズニー化"したい」と発言しています。
AR技術を搭載した「スマートなコンタクトレンズ」を開発するMojo Vision社が5,100万ドルの資金を調達しました。