Apple2Q決算:端末減もサブスク急拡大でサービス収入133億ドル超
思えば、中国で始まった新型コロナウイルスによる影響を受け、真っ先にリリースを出したのがAppleでした。
Investor update on quarterly guidance (2020/2/17)
中国での流行がiPhoneなどの製造停止や店舗閉鎖につながり、業績見通しを取り下げ。あれから2ヶ月以上がたち、事態はさらに大きく変わりました。
昨日発表された2Q決算において、売上高は583億1,300万ドル(前年比+0.5%)、営業利益は128億5,300万ドル(同△4.2%)。減益となりました。
地域ごとの売上構成をみると、中華圏が△7.5%の減収。アメリカ圏や日本もわずかに減収となりました。ヨーロッパでは+9.5%、その他では+7.5%の増収となっています。
CEOのティム・クックは「困難な状況下で、消費者たちはApple製品によってつながり、情報を得て、生産している」とコメント。
幸か不幸か、COVID-19の流行はGAFAMどの企業にとっても大きなネガティブ要因にはなっていません。むしろ、社会全体がデジタル前提に大きく上で、インフラとしての重要性は増す一方。
足元でAppleがどんな状況にあるのか、決算報告の内容を整理したいと思います。
まず確認したいのは、製品カテゴリーごとの概況です。