【週刊】今週の海外スタートアップニュース5選:「Miro」50M調達など
今週は、スタートアップの資金調達に限らず、特に注目のニュースについて5つピックアップして整理してみたいと思います。
VRスタートアップ「Magic Leap」は、2011年に創業して以来、Magic Leapは「謎の存在」として注目を集めてきました。
アルファベット(Google)やアリババ、NTTなど名だたる企業から26億ドルもの資金を調達。
2018年には初となる新製品「Magic Leap One」をようやく発表しました。価格は2,295ドル(約25万円)と高く、入手できる地域もアメリカの一部に限られるなど、依然として不思議な会社であることは変わっていません。
そのMagic Leapが4月22日、大規模なレイオフを発表。ブルームバーグによると、対象となる従業員は約1,000人ほど、全体の半分にのぼると言います。
Magic Leap自身は、「長期的に自社のIPを(消費者向けに)展開していくポテンシャルを信じている」のに変わりはないが、「短期的には法人向けに注力し、売上を上げていく」などと説明。
こうした転換の中で、すぐに収益につながりそうにない領域については投資を削らざるを得なくなったというわけです。足元の厳しい経済・社会環境の中で、売上につながる戦略的提携を結ぶべく交渉を進めているところ。
巣篭もり需要が加速する中、今まで以上に重要性が高まりそうなのがフードデリバリー領域です。