バスケチームを買収した「識学」足元堅調、新型コロナで商談・提供延期が拡大
経営層向けのコンサルティングサービスなどを手掛ける「識学」が4月13日、通期決算を発表しました。少し前、俳優の要潤さんを起用したCMをご覧になった方も多いと思います。
売上高は17億2,000万円(前年比+37.6%)、営業利益は2億8,300万円(同+14.6%)。増収増益となりました。
識学の事業は、経営層・幹部向けを中心に提供される「マネジメントコンサルティング」と、付加的に提供される「プラットフォームサービス」の大きく2つに分かれます。
メインとなるマネジメントコンサルティングは+29.8%の増収。プラットフォームサービスは前年比3.3倍の急拡大となりました。
2019年2月の上場から1年強が経過した識学。足元の市況が変化する中、どんな取り組みを進めているか整理したいと思います。
まずは事業KPIを確認しましょう。識学にとって重要なのは、導入してくれる契約社数を維持・拡大していくこと。