【米国IPO】2017年4月に上場したOktaの業績
オクタ


Oktaはカリフォルニアに本社を置くテクノロジー企業で2009年に設立されて、2017年にナスダックに上場しました。CEOの Todd McKinnonと COO Freddy Kerrestは元々Salesforceの社員でした。またAndreessen Horowitzの初めてのクラウドサービスの投資としても知られています。

Oktaは企業で働く社員が、DropBox、GoogleAppsなど一般向けの外部サービス、Webアプリケーションなどを利用する時に個人としてではなく企業の一社員として利用するためのID管理サービスを提供しています。企業の情報漏えいを防いだり、セキュリーを護るサービスで、Oktaを利用している企業の社員はOktaのプラットフォームから様々なサービスにアクセスできます。同様のサービスにSalesforce Identityなどがあるようです。

Oktaのクライアントはアメリカン・エクスプレス、21世紀フォックス、アドビ、GitHub, リンクトイン, Twilio、NewsCoporationなど、世界185の国々に約2,900社の顧客を抱えています。

業績:

Oktaの業績は2015年の売上が4100万ドル(約40億円)から2016年の売上は8590万ドル(約85億円)と過去1年間で2倍の成長を見せています。しかし、営業利益、純利益共にマイナスで、純損失は2015年で-5900万ドル(約-59億円)、2016年で-7600万ドル(約76億円)となっています。

(出所: Form S-1) 


Oktaの収益の90%は近くはサブスクリプションベースです。サブスクリプションは企業がOktaのプラットフォームを利用する時に契約します。プロフェッショナルサービスはOktaの利用者に対する、カスタマーサポートやトレーニングサービスです。

(出所: Form S-1)