おはようございます。 中国の去年一年間のGDPの伸び率が、政府目標である前年比プラス5%で着地したそうです。10〜12月の伸び率は前年比プラス5.4%。その一方で、小売業の販売高は年間で前年比3.5%増にとどまりました。当局はより積極的なマクロ政策によって国内消費とイノベーションを促進し、市場の期待を安定化させるとのこと。
Finboard
健康管理システム「バリューカフェテリア」を企業向けに提供するバリューHRが右肩上がりの成長を続けている。
2001年にバリューHRを創業したのは、現在も代表取締役社長を務める藤田美智雄氏。1960年に青森県弘前市に生まれ、外資系の会計事務所や証券会社、監査法人などを経て起業した。
サラリーマン時代は人事畑で、最後に勤めていた青山監査法人(現PwCあらた監査法人)では人事部長兼人事コンサルタントとして仕事をしていた。バリューHR創業のきっかけは、公認会計士らが加入する健保組合の設立を依頼されたことであるという。
ファンサイト・ファンクラブの運営などを手がけるエムアップホールディングスが好調だ。
エムアップは2004年、現在も経営トップを務める美藤宏一郎氏が設立。音楽業界でミュージックビデオディレクター等に従事し、布袋寅泰や吉川晃司、YOSHIKIなど著名アーティストを多数担当。XJAPAN解散のタイミングでhideの事務所の社長に就任した経歴を持つ。
2017年には『乃木坂46』『欅坂46』とのコラボレーションアプリが大きな話題を呼んだものの、業績には響かず。大きく飛躍する起点となったのが、2018年に行なった大型買収だった。
愛知県を中心に展開する「ABホテル」が好調だ。
同社のルーツは、1979年に設立された東和建設(現・東祥)にある。
当初は土木建設工事を手がけていたが、1986年にはマンション事業(分譲販売と賃貸経営)をスタート。3年後にはゴルフ練習場「ホリデイゴルフガーデン」、1996年には「ホリデースポーツクラブ」も開業した。
そんな東祥が、1999年に開始したのがホテル事業。当時は「サンルート」としてフランチャイジーとして開業し、2005年に「ABホテル」へと改称した。2014年に新設分割でできたのが、ABホテル株式会社である。
分社化の背景にあったのが「全国展開」だ。当初は愛知県を中心に展開していたが、2014年には埼玉県に出店。現在は全国36ホテルを展開し、そのうち22ホテルが東海エリア。関東に4ホテル、関西に7ホテルなどを手がけている。
2017年に新規上場を果たしたABホテルは現在、東証スタンダード企業。2024年3月期の売上高は99.5億円、営業利益は36.1億円にのぼった。営業利益率は36%を超えており、さらなる成長へ向けて出店戦略を進めている。
メールが転送されましたか?こちらで登録しましょう。
有料版のニュースレターはこちら
もっと詳しく知りたい方へ: プレミアムプラン