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2023年7月18日(火) 新規登録
Strainer

おはようございます。 米労働統計局は12日、6月の消費者物価指数を発表となりました。前年同月比での上昇率が3.0%で、2021年3月以来で最低。金融引き締めが弱まることへの期待感が、株式市場全体にも広がっています。

価格上昇を特に抑制したのはエネルギーで、同じく16.7%の低下。食料品は5.7%の上昇です。今後も景気後退に陥る可能性が消えたわけではなく、「楽観は時期尚早」と指摘する声もあります。

デジタル社会の盲点?身近なベースメタル「銅」が足りなくなるシナリオ

International Copper Study Group

前回のニッケル特集に引き続き、今回は読者からリクエストのあった「銅」をテーマに取り上げたい。

銅は日常でもっとも身近な金属の一つだ。人類がはじめて利用した金属とされ、その歴史は一万年にのぼる。用途として即座に思い浮かぶのは十円玉(95%が銅)かもしれないが、食器や精密機器、輸送機器など至るところで使われている。

当然ながら、銅にも「相場」がある。十円玉の重さは4.5gなので、銅だけの価格は約5円(注)。つまり、もしも価格が二倍以上に拡大したら、十円玉は溶かしてしまった方が「経済的」ということになりうる。(注:貨幣を鋳つぶすのは違法)

銅価格は景況を反映する”先行指標”とも言われる。あらゆる物の原材料として使われる銅の価格が上がるということは、すなわち最終製品の需要が伸びていると考えられるためだ。

そして今後、銅が世界的に不足する可能性があると言ったらどうだろう。今回の記事では、身近な「ベースメタル」の代表格である銅について、その歴史や経済的側面を中心にまとめる。

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VANSやSupremeを傘下に持つ「VFC」突然辞めたCEOの代役が決定!高配当を維持できるか?

開示資料より作成

アパレル企業の集合体、VFコーポレーションの株価が低迷している。

靴のVANSやティンバーランド、アウトドアのザ・ノースフェイス、ファッションブランドのシュプリームなどを傘下にもつ企業。歴史は長く、創業は1899年にさかのぼる。

戦争や恐慌など幾多の荒波を乗り越えてきた同社だが、このところ業績は低迷。株価も下落基調で、2020年のピーク時から五分の一程度の水準まで落ち込んでしまった。

直近では減配を発表したが、それでも配当利回りは6.4%。ただし業績の悪化が続けば、この金額が保証されるわけではもちろんない。昨年末にはCEOが突如として退任し、先月になってようやく新たな経営トップが決まるなど、経営体制もドタバタ気味だ。

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20代向け転職サイト『Re就活』で躍進「学情」の業績が改善中

開示資料より作成

人材業界の老舗「学情」の業績が大きく改善している。

2023年10月期上半期の売上高は32.2億円(前年比49%増)、営業利益が4.5億円(前年同期は赤字)。通期売上予想は84.5億円(同25%増)と、コロナ前を上回って過去最高を更新する見込みだ。

一般的にはあまり知名度が高くないようにも感じられる学情だが、創業は1976年。1981年より新卒採用領域に進出し、ユニークな地位を築いてきた。

同社は「合同企業説明会(1984年)」「インターネット就職情報サイト(1995年)」「20代専門の転職サイト(2004年)」と、大きく三つの「業界初」を生み出してきた。

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コロナ禍から復調中!営業黒字回復で年初来株価2.4倍「カーニバル」の現在

開示資料より作成

コロナ禍からの復調が明らかになる中で、ひときわ元気を取り戻した会社がある。クルーズ船を運行する米国の大手企業、カーニバルコーポレーションだ。

クルーズ船とは一般に、乗客にクルーズ(船旅)を提供するための旅客船である。通常のフェリー船が客を「運ぶ」ことに特化しているのに対し、クルーズ船は「渡航」というプロセス自体を売りにする。

カーニバルの業績はコロナ禍において、「沈黙」とも言える状態に追い込まれた。株価は2018年にピークをつけた後、2022年までに十分の一程度に落ち込んだ。

ところが2023年初来の株価は139%増と、S&P500の中で最も勢いがある企業の一つとなった。直近四半期では久々の営業黒字も計上。かつての収益性を取り戻せるという期待が、同社への評価を高めている。

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ベルトコンベヤ部品で50%シェア「JRC」が上場へ!老舗ニッチトップ企業の成長戦略とは

開示資料より作成

ベルトコンベヤに関する事業を手掛けるJRCが7月5日、東証グロース市場への新規上場を承認された。上場日は8月9日を予定している。

JRCは1961年、大阪の小さな町工場「浜口商店」として創業、コンベヤ製品の製造販売をはじめた。60年あまりで取引企業数は一万社を超え、国内ではベルトコンベヤ部品でトップシェア(約50%)を握る企業だ。

2021年2月期にかけては減益基調だったが、その後は売上・利益がともに拡大。2023年2月期には売上高89.6億円、経常利益12.7億円にのぼった。上場時の想定時価総額は114〜140億円である。

老舗のニッチトップ企業というべきJRCだが、2020年には投資ファンドのインテグラルが資本参加。企業価値向上に向けた打ち手を本格化した。会社を上場させて何をしようとしているのか、開示された資料をもとに紐解く。

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