おはようございます。 きのう、千葉大学病院らの研究チームが、コロナ患者の重症度判定や重症化予測につながるたんぱく質を同定したと発表しました。
肺にできた血栓に「Myl9(ミルナイン)」というたんぱく質が多く付着し、この濃度が重症度と関係します。今後は血液中の濃度測定キットや、新しい治療法の開発につなげる計画です。
Strainer
日本航空(JAL)の2022年4〜6月期決算は、売上高が前年比102%増の2688億円だった。コロナ感染拡大初期の2020年1〜3月期(2731億円)と同水準。経済活動の再開や行動自粛の解除が追い風で、旅客数は238%増の285万人となった。
国内線は行動制限の解除で首都圏発の需要が戻り始め、旅客数は225%増の270万人。6月の入国制限緩和で、国際線は488%増の約15万人となった。ともに利用率は6割前後だった。
純損益は159億円の赤字(前年は559億円の赤字)で、赤字幅は縮小した。赤字は10四半期連続。
ANAホールディングスが発表した2023年3月期1Q(4〜6月)の連結決算は、売上高が前年比76%増の3504億円だった。ビジネス需要が戻り国際線の利用者が大幅に増加した。旅客数は5.2倍の68万4746人に増え、旅客収入は4.8倍の622億円となった。利用率は約71%と51ポイント上昇している。
各国の入国制限の緩和により大きく増加した北米・アジア間の移動需要を取り込むため、成田空港発着の北米・アジア路線を増便したほか、羽田・ロンドン線の運航を再開した。
国内でも5月の大型連休などでレジャー需要が復調し、旅客収入は約2倍に伸びた。旅客数も前年を大幅に上回り、両方が2020年度以降の四半期ベースで最高となった。 LCCの収入は約4倍に伸びた。
営業損益は13億円の赤字(前年は646億円の赤字)だった。燃油など運行規模の拡大に伴う変動費が増加したものの、人件費などの固定費の削減を進め、赤字幅が縮小した。 純利益は10億円(前年は511億円の赤字)で、10四半期ぶりに黒字に転換した。
ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が、通信子会社ソフトバンク主催の法人向けイベント「SoftBank World 2022」で基調講演に登壇した。1時間のスピーチのなかで、AIによる情報革命の重要性を多面的に紹介している。
「日本の全てのビジネスマンが芋虫でなく、美しい蝶として大空に羽ばたいてほしい」。孫氏は「いつやるか。今でしょ」などとユーモアを交えながら、より多くの日本のビジネスマンが、DXに主体的に関わってほしいと鼓舞した。
今回の記事では、発言内容を各ポイントに絞って紹介する。
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