おはようございます。最近「ケーキ缶」なるものを知りました。飲料缶のような透明の容器にケーキが入り、自販機で24時間販売しています。
断面が綺麗に見えるのでSNSでも人気です。見た目だけでなく「持ち運び中に形が崩れない」「空気に触れて劣化しない」などのメリットも。アイデア商品ですね。
Strainer
米Netflixは2023年の前半をめどに、広告付きの低価格プランの提供を始める。米Microsoftが提携して広告の技術や販売を支援する。
なぜ?
サブスクリプション型の動画配信サービスの利用者が1〜3月に初めて減少に転じ、さらに4〜6月も97万人減の2億2067万人となった。
現在は画質や同時再生可能な機器の数によって3つのプランを提供。日本では990〜1980円に設定している。
広告を配信する代わりにより安価の選択肢を用意することで、会員減に歯止めをかけたい考えだ。また広告収入を新たな収益源として育てていく。
Netflixは「消費者にとってはシームレスで快適な、広告主にとっては効果的でテレビ広告より優れたモデルを作る」としている。また「長期では会員数の大幅な増加と利益成長が可能になる」という。
同社の2022年12月期2Q(4〜6月)の決算資料によると、米国のテレビ視聴時間のシェアはNetflixが最多。2021年9月〜2022年5月の合計視聴が1兆3340億分だった。
これはCBSとNBCの米放送大手2社の合計と同水準になる。シェアを活かし、テレビ広告の需要も十分に取り込めると考えているようだ。
足元では4〜6月にオリジナル作品の「ストレンジャー・シングス」の最新シリーズが公開4週間で13億時間再生され、英語番組で最大のヒットになった。7〜9月の会員数は100万人増のプラスに転じると予測している。
Slack
ビジネスチャットツール「Slack(スラック)」が9月に値上げに踏み切る。値上げは2014年のサービス開始以来初めて。運営会社はブログで「価値の向上を鑑み、今後もイノベーションへの投資を続けるため」と理由を説明した。
どう変わる?
有料の「プロプラン」の月額料金は1ユーザー960円から1050円に引き上げる。年間契約の場合は1ユーザー1カ月あたり850円から925円になる。新料金が始まる前に年払いを更新すれば、従来の料金がもう1年間適用される。
開示資料より作成
今回のテーマは、使い捨てカメラ『写ルンです』でおなじみ「富士フイルム」の歴史だ。市場全体がデジタルカメラへと移行していく中、いかにして危機を乗り越えたかを解説する。
社名に「フイルム」の文字がある通り、富士フイルムの歴史は日本における「フイルム」の歴史そのものとすら言える。『写ルンです』に加え、「チェキ」として知られる『instax』、カメラのネガフィルムなどを製造・販売してきた。
かつて富士フイルムにとって、事業の中心は「フィルム」にあった。2003年度の決算説明資料によると、当時イメージングソリューションによる売上は8000億円強。グループ全体(2.5兆円)の三分の一ほどを占めた。
さらにこのうち、カラーフィルムは約25%。現像プリントも20%弱を占めた。富士フイルムは2001年に「富士ゼロックス」の株式25%を追加取得して連結子会社化し、売上規模を大きく増やしていた。
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