おはようございます。 2011年の東日本大震災以来、全町避難指示が唯一続く福島県双葉町に、ようやく住民が戻れることになりました。町や政府が合意しました。
指示解除は8月30日で、希望者にとっては11年5ヶ月ぶりの帰還になります。実に、長い歳月です。町長は「ふるさとを一日でも早く取り戻す」とコメントしています。
Strainer
ファーストリテイリングが14日発表した2022年8月期1〜3Q(9〜5月)の連結決算は、純利益が前年同期比57%増の2378億円と同期間で過去最高だった。通期業績が計画を上回る見通しで、最終利益予想を32%引き上げた。
なぜ好調?
売上高は4%増の1兆7651億円だった。海外のユニクロ事業が14%増の8412億円、営業利益が36%増の1327億円となって全体を押し上げた。
特にマレーシアやシンガポールなどでコロナによる行動制限が緩和され、アジア・オセアニア地域が大幅な増収増益だった。北米も増収で、黒字転換している。
中国ではロックダウンの影響で最大160店舗が一時休業したが、「6月は規制緩和で増収と、業績は回復傾向にある」(同社)という。
売れ筋商品に欠品が発生した影響で、国内ユニクロの売上高は5%減の6409億円、営業利益は微減の1190億円にとどまった。値引き販売を抑制し、粗利率は3.9ポイント改善した。
ジーユーの売上高は5%減の1905億円、営業利益は27%減の178億円と苦戦している。「生産や物流の遅延でキャンペーン商品をタイムリーに投入できず、販売機会ロスが生じた」としている。
通期予想は?
従来計画を上方修正した。売上高は従来計画比2%増の2兆2500億円、営業利益は7%増の2900億円、純利益は32%増の2500億円になる見通しだ。
「1〜3Q業績が好調で、現地通貨ベースでも予想を上回る進捗。円安の進行で為替レートの前提も見直した」(ファストリ)という。
Unity Software
米ゲームエンジン開発のUnity Software(ユニティ・ソフトウエア)は現地時間13日、広告テックを手掛けるイスラエルのironSource(アイロンソース)を買収すると発表した。ironSourceの取得価値を44億ドル(約6000億円)と評価し、株式交換により子会社化する。取引は2022年4Q中の完了を予定し、Unityの保有割合は73.5%となる見込みだ。
どんな会社?
ironSourceは2010年の創業で、イスラエルのテルアビブに本社を置く。英国や米国、中国や日本にも拠点を持ち、ニューヨーク証券取引所に上場している。広告、クロスチャネルマーケティング、配信などのためのツールを提供しているおり、世界の主要なモバイルゲーム企業を顧客に持つ。
HiJoJo Partners
SpaceX、Epic Games、Impossible Foodsなど、世界的ユニコーン企業に投資する数々のファンドをこれまで販売してきたHiJoJo Partnersが、米国ユニコーン企業100社リストの最新版を公開した。
有名企業だけでなく日本ではまだあまり知られていない企業も多い。各社の概要やニュースも閲覧できるので、情報感度の高いStrainer読者には是非チェックしてもらいたい。
IPOやSPACを通じた上場等でユニコーンを卒業する割合が多く、掲載企業の入れ替わりが多いこのリストだが、今回はSpaceX社 CEOのイーロン・マスク氏の地下トンネル交通網構想のインフラ構築を担うトンネル掘削のスタートアップ「The Boring Company」他、新たに6社が加わっている。
ちなみに、こういったユニコーン企業の中から1社をプロが厳選して投資する個人投資家向けファンドをご存知だろうか?同じくHiJoJo Partnersが組成・販売する「HiJoJoユニコーンファンド」だ。
リスト掲載企業の入れ替わりに見られる通り、投資のエグジットという観点で魅力あるファンドとなっている。このファンドについてはHiJoJo.comで実績等が詳しく紹介されているので、こちらもチェックしてみてほしい。
UNICORN100リスト
「産学官が目指すべき人材育成の大きな絵姿を示す」として、経済産業省が5月末に公表した「未来人材ビジョン」。「絶望感あふれる」「日本の崩壊が一目瞭然」と、SNSを中心に議論を呼んでいる。
「企業が人に投資せず、個人も学ばない」「部長の年収は、タイよりも低い」「国際競争力は、この30年で1位から31位に落ちた」ーー。
109ページの資料には、先進国と呼ばれてきた日本が、国際社会から取り残されている「耳の痛い」現状がずらりと並ぶ。今回の記事では、内容を5つのポイントに分けて解説する。
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